季刊誌 樂(らく)ra-ku 60号 長崎を流れゆく 中島川(2023)
季刊誌 樂(らく)ra-ku 60号 長崎を流れゆく 中島川(2023)
(raku60)
長崎市中心部を流れる、全長6キロにも満たない中島川。
かつては貿易品を運ぶための運河として利用され、川に沿うように町がつくられ、人々の営みが生まれました。今回の特集では、源流探索や川沿いの町割解説、中島川の側で生まれ育った方々の思い出座談会など、今も昔も、変わらず人々の暮らしを見守り続ける「母なる川・中島川」を様々な視点から切り取りました。新緑深まる長崎の町、そして川と共にある暮らしを捉えた美しいグラビア写真と共にお楽しみください。
特集
イラストマップ 俯瞰する中島川 絵=まつもとりょうた
中島川源流 最初の一滴をもとめて
座談会 中島川の思い出
過去がつくる未来~中島川で過ごした青春時代~
変わらず、此処に。
寄稿|原田先生が解説!中島川周辺の町割と町名の変遷 文=原田博二
まつりはいまも~思い出の中島川まつり~ 文=下妻みどり
regular contents
気になる、この人 VOL.15
シャボン玉博士・写真家・カワチ精肉店3代目 川内太郎さん
長崎遊歩 第五回 中島川周辺
倉田水樋 ~長崎水道のはじまりを訪ねて~
raku column
ドクター米山のココロと脳のはなし 第52回
人生における波について 文=米山公啓
「NANG-ASAKI」妄想散歩 第50回
清濁併呑? 文=髙浪慶太郎
曇り時々希望的 第44回
農場効果 文=城尾忠明
ARTS'CRAFTS素敵なもの語り 第49回
夏の夕暮れ 軒端に下げた釣忍 文=石尾眞智子
ペコロスのタイムマシーン55
賢愚はるけし白頭禿頭 ~父の短歌がよみがえる光景~ 文と絵=岡野雄一
客船からの世界中継 第48回
ポルトガルからオランダへ 世界を自由に巡れる日本のパスポートの意義 文=藤原暢子
raku special presents
おばあちゃんの長崎ごはん《夏》
甘長とうがらしの煮浸し
おばぁちゃんのハンバーグ
鮎の塩焼き
幕末の長崎シリーズ 五代友厚を育んだ長崎 第三回
「影」として添い遂げた男
読み切り短編連作「ながさき奇譚」第五十七回
赤い耳 文=青来有一
知られざる、長崎国際交流史 第二十回
日本茶の輸出とイギリス商人 文=ブライアン・バークガフニ
ふるさとは遠きにありて㊴
開いて閉じて、また開く 文と絵=石橋 澄